生き残るのはウィルス?or人類?

先日近所のホームセンターへちょっとした買い物に行きました。車で10分程度の距離です。店の入り口には「入店時はマスク直用お願いします」との大きな張り紙。この時期ですから当然ですよね。っとその時「はっ!」っと我に返りました。「まずいマスクを忘れてきた!」車に置いてあった予備のマスクもこの前使ってしまった。店に入ってすぐそこにはマスクが売ってるんですが「う~む、どうしよう」その買うまでの一瞬でも「非常識な人」と思われるのがイヤで、結局家に引き返しました。それ以来、車、カバン(全ての)、職場、あらゆる場所に予備マスクを常備。
まるでポケットティッシュのようです。いっそマスクの隅に広告をプリントして駅前で配ったら良い宣伝になるのでは?などと考えてしまいます。

マスク信者が増えている

某アメリカ大統領の選挙集会では「ほとんどの人がマスクをつけていない」という映像が流れました。つけない人の言い分は「マスクで自由を奪われたくない」なんともアメリカらしい発想です。番組のコメンテーターは「非常識で自殺行為」というようなコメントでしたが、実際にアメリカでは日本とは比較にならないほど感染が拡大しており死亡者もけた違いです。マスクをつけていないことが理由でスーパーマーケットで言い争う映像なども最近よく見ます。
しかし私は「マスクをつけていない」というだけで避難される最近の風潮にとても違和感を覚えます。

アメリカ人のように自己主張として「マスクをつけない」という方がいてもいいと思いますし、逆に「マスクをつけて」と強要する行為は一方的に意見を押し付ける行為にも思えるからです。

「マスクをつけて」と指摘する方の心理としては「あなたがマスクをつけていないせいで、あなたのウィルスが私にうつる」ということなのでしょう。しかしほとんどのマスクは布製だったり鼻や口まわりに隙間があったり、それほど完璧な効果は期待できない「ファッションマスク」ではないでしょうか? それに目をつぶって「マスクをすれば救われる」と思い込み、お守り代わりにマスクを着用する「マスク信者*1」が増えている気がするんです。

*1:自粛警察というほど強硬ではないが、マスクを絶対的存在として崇める人々を「マスク信者」と命名させて頂きました

マスクは数ある対策の一つ

マスクが感染対策に効果があることは明確な数字で証明されています。
しかし私が考えるマスクの存在とは、裏に隠れた様々な感染対策(と言う名の気配り)のほんの一部の見えている部分でしかないと思うんです。例えば3密を避けたり、手洗い/消毒を徹底したり、指で直接物を触らないとか、共交通機関は極力使わないなど。一人ひとりが未知のウィルスに対して、なんとか打ち勝とうと工夫しながら戦っています。敵の正体がまだはっきり分かっていないため、その戦い方は暗中模索で千差万別。そんな中で「マスクをつけていない」という一部分だけをとらえるのでなく、もっと寛容さが求められているのではないでしょうか。1年前までは誰もマスクなどしていなかったわけですし。

ウィルスvs人類の戦い

どこそこの国がウィルスをばらまいたとか、感染発生を公表しなかったとか、ましてやマスクなんかが理由で人間同士が争っている場合ではありません。このウィルスは地球外から襲ってきたエイリアンみたいなものなんです。人間たちの争う姿を見ながらエイリアン達はきっと笑みをうかべていることでしょう。「もうすぐ地球を征服できるぞ!」と。
今、全人類共通の見えない敵が現れました。生き残るのはウィルスか?人類か?
世界が一致団結してこの戦いに臨めば、まだ我々人類に勝ち目はあります

将来的には特殊なゴーグルをかけることでウィルスが見えるといいなぁ😆

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